
「営業メールを書くのに30分かかる」「何を書けばいいか毎回迷う」──そんな悩みを持つひとり社長に、今日はズバリ答えを出します。
ChatGPTに「正しいプロンプト」を渡せば、営業メールは30秒で仕上がります。ポイントは「何を書くか」ではなく「どう指示するか」の設計です。
この記事では、私がWOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の受講生に実際に教えているプロンプト3つを、そのまま公開します。初回接触・お礼・フォローアップ、この3場面をカバーすれば、日常の営業メールのほぼ全域が自動化できます。

この記事の要点(30秒でわかる)
- ChatGPTの営業メール活用で大事なのは「プロンプトの設計力」。ツールより使う人間の設計が全てを決める
- 営業メールには「初回接触」「お礼」「フォローアップ」の3場面があり、それぞれ別のプロンプトを用意するのが正解
- WOBSで12,500人以上に教えてきた実装テンプレをこの記事でそのまま公開する
- プロンプトに「相手への貢献(先に与えること)」を最初に組み込むと、売り込み臭が消えて返信率が上がる
- ChatGPT営業メールを「点」で使うのではなく、3つのプロンプトを「流れ」として設計することが実装の肝
なぜ40・50代の経営者は営業メールに時間を使いすぎているのか

リアルの人脈は豊富なのに、メールを書くたびに手が止まる。これ、私がWOBSの体験セミナーで毎回聞く悩みです。
40・50代のひとり社長や先生業の方は、長年「対面」で信頼を積み上げてきた人が多い。だからこそ、テキストで「感じよく」「売り込まずに」伝えることに、どこか苦手意識を持っている方が多いんです。
もうひとつの理由は「毎回ゼロから書いている」こと。同じような場面でも、毎回考え直してしまう。これが時間ロスの正体です。
ChatGPTを使っている方でも、「うまく書いてくれない」「なんか営業っぽくなってしまう」という声をよく聞きます。それはツールの問題ではなく、プロンプトの設計が甘いだけです。正しい指示を渡せば、ChatGPTは驚くほど自然な営業メールを出してくれます。
ChatGPT営業メールプロンプトの「設計の考え方」から入る

プロンプトを3つ渡す前に、まず「設計の考え方」を共有させてください。ここを飛ばすと、テンプレをコピーしても「なんか違う」結果になります。
私がITコンサルの現場で35年間見てきて、営業メールがうまくいかない一番の理由は「自分の話から始めていること」です。「弊社のサービスは」「私は〇〇をやっています」──これが売り込み臭の原因。
プロンプトを設計するときも同じです。「相手にとってどんな価値があるか」を最初に定義してから、ChatGPTに指示を出す。これが「先に与えること」の実装です。先義後利──相手への貢献を先に、利益は後から。これを信念として35年やってきましたが、ChatGPTのプロンプト設計にもそのまま当てはまります。
具体的には、プロンプトに必ず「相手のプロフィール・状況・課題感」を入れること。ChatGPTは「相手の情報」が多いほど、相手に響くメールを書いてくれます。この「相手情報の入力」が、プロンプト設計の核心です。
プロンプトに必ず入れる5つの要素

- 相手の役職・業種・状況(例:「50代・製造業の社長・人手不足に悩んでいる」)
- 自分の立場・肩書き(例:「ITコンサルタント・35年のキャリア・中小企業専門」)
- メールの目的(例:「初回接触・まず30分の電話を打診したい」)
- トーン(例:「丁寧だが堅苦しくない。親しみやすい文体」)
- 文字数・形式(例:「300字以内・件名あり・箇条書きなし」)
この5要素をプロンプトに入れるだけで、ChatGPTが出してくる営業メールのクオリティは段違いになります。では、具体的な3つのプロンプトに入りましょう。
実装プロンプト①:初回接触メール(「初めまして」のメール)

初回接触は一番難しい。相手はあなたを知らない状態から始まります。だからこそ、「売り込み」の匂いを0にして、「この人は自分に価値をくれそうだ」と思わせることが最初の関門です。
実は、BNIで週1回の例会に数年参加し続けてきた中で気づいたことがあります。BNIは「先に与えた人が紹介をもらえる」という仕組みで動いている。その思想がそのまま「初回接触メールの設計」に使えるんです。
以下が私がWOBSで教えているテンプレプロンプトです。そのままコピーして使ってください。
【プロンプト①】
「あなたはプロのビジネスライターです。以下の条件で、初回接触の営業メールを書いてください。
・送る相手:[相手の役職・業種・状況を書く]
・送る自分:[自分の肩書き・強み・実績を書く]
・目的:まず相手に価値ある情報を1つ提供し、その後に30分のオンライン面談を打診する
・トーン:丁寧だが親しみやすい。堅苦しくない
・文字数:件名を含めて350字以内
・注意:売り込みの言葉(「弊社のサービスは」「ぜひご検討ください」等)を使わない
・冒頭は相手へのメリット提示から始める」
このプロンプトのポイントは「目的」の行です。「まず相手に価値ある情報を1つ提供し」と明示することで、ChatGPTが売り込み臭を消した文章を生成してくれます。
試しに私が自分の情報を入れて実際に出てきたメールは、件名「ITコストを今より20%抑えるヒントをお送りします」──これくらいの自然さになります。「ぜひご検討ください」という言葉は一切出てきません。
実装プロンプト②:お礼メール(会った後・電話の後)

お礼メールは「義務的に送るもの」と思っている経営者が多い。でもここが実は一番「次につながる」チャンスです。
ChatGPTでお礼メールを書くとき、多くの人は「お礼メールを書いて」とだけ指示する。するとAIは当然、「先日はお時間をいただきありがとうございました」という紋切り型を出してきます。これでは返信が来ない。
お礼メールで差をつけるポイントは「会話の中で相手が言っていた具体的な悩みや話題を入れること」です。相手は「ちゃんと聞いてくれていた」と感じ、返信したくなります。
【プロンプト②】
「あなたはプロのビジネスライターです。以下の条件でお礼メールを書いてください。
・送る相手:[相手の役職・業種]
・会話の内容:[実際に話した内容・相手が言っていた悩みや課題を箇条書きで入れる]
・次のアクション:[次回面談の提案 or 資料送付 or しばらく待つ、など]
・トーン:自然で温かみがある。「御社」は使わず「〇〇さん」と名前で呼ぶ
・文字数:件名含めて300字以内
・注意:「ご検討よろしくお願いいたします」で終わらない。相手が返信しやすい一言で締める」
「相手が返信しやすい一言で締める」という指示が重要です。ChatGPTはここを真剣に考えてくれて、「〇〇さんがおっしゃっていた〇〇の件、もう少し詳しく教えていただけますか?」のような、会話が続く終わり方を提案してくれます。
このプロンプトはWOBSの受講生が実際に一番使っているテンプレです。「返信率が上がった」という声を複数いただいています。
実装プロンプト③:フォローアップメール(返信がなかったとき)

返信が来ない。これが一番心理的にきつい場面です。「しつこいと思われるかな」「もう脈なしかな」と迷って、結局フォローしないまま終わる──これで失注している経営者を、私は3,000社の支援の中で何度も見てきました。
フォローアップメールは「催促」ではなく「新しい価値の提供」として設計すると、相手の受け取り方がまったく変わります。ChatGPTにもこの設計思想を渡します。
【プロンプト③】
「あなたはプロのビジネスライターです。以下の条件でフォローアップメールを書いてください。
・前回のやりとり:[前回何を送ったか・いつ送ったかを書く]
・相手の状況:[相手が抱えているだろう課題や悩みを推測して入れる]
・今回のメールの主役:返信を催促するのではなく、相手に役立つ情報や事例を1つ提供することを主役にする
・自然なリマインド:最後の1文だけ「もしよければ」という軽いトーンで面談を打診する
・トーン:押しつけがましくない。むしろ相手の都合を最優先する姿勢
・文字数:件名含めて350字以内」
このプロンプトで出てくるメールは、「催促」ではなく「贈り物」のような文章になります。相手は「また売り込まれた」ではなく「この人、また何か有益なことを送ってきた」と感じます。
ここだけの話、私がWOBSの受講生に「このプロンプトで返信来た人?」と聞くと、毎回かなりの割合で手が上がります。フォローアップを「価値提供」として設計し直すだけで、結果が変わるんです。
3つのプロンプトを「流れ」として使う──営業メールの自動化設計

3つのプロンプトを「点」で使うのではなく、「流れ」として設計することが実装の肝です。
初回接触 → お礼 → フォローアップ、この3ステップを1セットとして考える。ChatGPTを使えば、この3通のメールを合計で90秒以内に下書きできます。
さらに精度を上げるなら、「カスタム指示(Custom Instructions)」にあなた自身の情報を登録しておくことをおすすめします。毎回「自分の肩書き・強み・実績」を入力する手間が省けます。
ChatGPTのカスタム指示に入れておくと便利な情報
- 自分の肩書きと専門領域(例:「ITコンサルタント・35年のキャリア・中小企業のDX支援専門」)
- よく使うトーンの説明(例:「丁寧だが親しみやすい。〇〇さんと名前で呼ぶスタイル」)
- 使わないワードリスト(例:「ご検討よろしくお願いいたします・弊社・ぜひ」は使わない)
- 自分のサービスの価値提案(例:「相手のITコストを下げることと、業務効率を上げることを専門にしている」)
この設定を一度やっておくだけで、以降の全プロンプトの精度が底上げされます。
私のリアルな実話──44歳の皿洗いからAIを武器にするまで

少し私自身の話をさせてください。
リーマンショックの波をまともに受けて、44歳でリストラに遭いました。東京・新橋の居酒屋で皿洗いのアルバイトをしながら、「次にどうやって生きていくか」を毎晩考えていました。
その後、東京でBNIと出会い、「先に与えること」の力を知ります。営業というものが根本から変わりました。売り込まずに、まず相手に役立つことをする。するとお願いされる状態が自然にできていく。これが私のビジネスの土台になりました。
あの時代に今のChatGPTがあれば──と思います。でも逆に言えば、今この瞬間、あなたにはChatGPTという道具がある。44歳で皿洗いをしながら手書きで営業レターを書いていた私が言うのだから、間違いありません。道具は最高に揃っています。あとは「使い方の設計」だけです。
WOBSの「AI営業実装モジュール」では、まさにこの「設計」の部分を6ヶ月かけて徹底的に実装します。プロンプトを3つ渡して終わりではなく、あなたのビジネスモデルに合わせた営業フローを丸ごと設計し直す内容です。
気になる方は、まず無料体験セミナーから覗いてみてください。
→ WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の無料体験セミナー詳細はこちら
ChatGPT営業メールをさらに強化する3つのコツ

プロンプト3つを紹介しましたが、さらに精度を上げるためのコツも共有します。
コツ①:「出力後に必ず1回リライト指示を入れる」
ChatGPTが出した文章をそのまま送るのではなく、「この文章をもっと自然にしてください。特に最初の1文を相手目線で書き直してください」と追加指示を入れる。これで最終クオリティが大きく上がります。
コツ②:「業種・職種を具体的に入れるほど精度が上がる」
「会社の社長」より「北海道・食品製造業・社員10名・人手不足に悩む社長」のほうが、ChatGPTはずっと的確なメールを書いてくれます。相手情報の具体度が精度を決めます。
コツ③:「自分が送る前に必ず音読する」
AIが書いた文章を音読すると、「ここ、自分じゃほぼ確実に言わないな」というフレーズが必ず出てきます。そこだけ自分の言葉に書き換える。この1手間で「AIっぽさ」が消えます。
ChatGPT営業メールの活用は、「ツールに任せる」ではなく「ツールを設計して使う」が正解です。AIは道具です。使う人間の設計力が全てを決めます。
私が実際に使った/読んだもの

この記事を読んでくださっている方は、「ChatGPTで営業メールを書く」という実装を本気でやろうとしている方だと思います。だから、私が実際に使っているものを正直に共有します。
『つながり力の教科書』(自著)
私自身が書いた本です(笑)。BNIで2万人と会って気づいたこと──「売り込まずにお願いされる状態をどう作るか」を全部詰め込みました。ChatGPT営業メールの「設計思想」の土台になる考え方が、この1冊に入っています。プロンプトの前に「何を伝えるべきか」の軸を作りたい方にはそのまま使える内容です。
selfmedia.jp を支えている環境
このブログ selfmedia.jp もSWELLで作っています。難しい設定なしで整うのが助かっています。記事を書いてChatGPT営業メールを送る、その「発信の基地」としてブログを整えておくことは、40・50代の経営者にとって今後ますます重要になります。
→ SWELL(WordPressテーマ)
サーバーはエックスサーバーを使っています。表示が速く、WordPressの初期設定もほぼ自動。35年IT現場を見てきて、最初のサーバー選びで失敗する人をたくさん見ました。ここは堅いです。
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私の実話を、一冊にまとめました ──『つながり力の教科書』

44歳で皿洗いをして、BNIで「先に与えること」を学んで、3,000社・12,500人を支援してきた。その全部が詰まった1冊です。「営業が苦手」「売り込みたくない」という方ほど、読んでほしい内容になっています。
もっと深く実装したい方へ ── WOBS で

プロンプト3つを手に入れた。でも、「これを自分のビジネスにどう組み込めばいいかわからない」という方が必ず出てきます。
それは当然です。プロンプトは「道具」であって、「設計図」ではありません。あなたのビジネスモデル・ターゲット・サービスの価値提案に合わせた「営業フロー全体の設計」がなければ、どんな道具も持ち腐れになります。
WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の「AI営業実装モジュール」では、以下を6ヶ月かけて実装します。
- あなたのビジネスに合わせたChatGPT営業メールフローの設計
- 初回接触からクロージングまでのプロンプト一式のカスタマイズ
- 「先に与えること」を軸にした営業設計マインドの実装
- マインドブロック解除(「売り込みたくない」という感情の整理)
- AI実装×リアル人脈を組み合わせた「お願いされる状態」の作り方
受講料は120万円・6ヶ月。決して安くはありません。でも、3,000社を見てきた私が言えることは、「設計を間違えたまま道具だけ増やし続けた経営者は、何年たっても同じ悩みを繰り返す」ということです。
まずは無料体験セミナーから参加してみてください。「合う合わない」を確かめてから決断するので十分です。
WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の無料体験セミナー詳細はこちら
よくある質問
Q. ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus)がないと使えませんか?
A. 無料版でも今回のプロンプト3つは使えます。ただし、無料版は1日の利用制限があります。毎日営業メールを送る頻度が高い方は、月額20ドルのPlus(GPT-4o使用)にすると制限がなくなり、精度も上がります。私はPlus一択で使っています。
Q. プロンプトを使っても「なんかAIっぽい文章」になってしまいます
A. 出力された文章を音読してみてください。「自分じゃほぼ確実に言わない」フレーズが必ず出てきます。そこだけ自分の言葉に書き換えるだけで、一気に「自分らしい文章」になります。全部書き換える必要はありません。1〜2文を直すだけで十分です。
Q. 個人情報をChatGPTに入力しても大丈夫ですか?
A. 相手の実名・メールアドレス・詳細な個人情報をそのまま入力するのは避けてください。「50代・製造業の社長・人手不足に悩んでいる」のように「状況の説明」として入力するのが安全です。ChatGPTは「状況の説明」があれば十分な精度で出力してくれます。
Q. ChatGPT営業メールのプロンプトをロープレにも使えますか?
A. 使えます。「あなたは上記の相手(〇〇さん)として、私の営業メールに返信してください。懐疑的な態度で」という追加指示を入れることで、簡易的な営業ロープレができます。「chatgpt 営業 ロープレ プロンプト」で検索している方は、この方向で活用してみてください。
Q. WOBSは札幌在住でないと参加できませんか?
A. WOBSはオンラインの講座です。全国どこからでも参加できます。現在の受講生は北海道から九州まで幅広い地域にいます。時差のある海外在住の方もいます。「オンラインが苦手」という方のほうが実は多く、その方たちが半年後に大きく変わっているのを毎期見ています。
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まとめ

今日お伝えしたプロンプト3つを振り返ります。
- ①「初回接触」プロンプト──売り込み臭をゼロにして、まず価値を渡す
- ②「お礼」プロンプト──会話の具体的な内容を入れて、返信が来る終わり方にする
- ③「フォローアップ」プロンプト──催促ではなく価値提供として設計する
ChatGPTは道具です。使う人間の設計力が全てを決めます。プロンプトの質は、あなたが「相手のことをどれだけ考えているか」に比例します。
私が44歳で皿洗いをしながら手書きで書いていた営業レターの頃と、伝えたい本質は何も変わっていません。「先に与えること」「相手への貢献を先に」──この思想がプロンプトの中にあれば、ChatGPTはそれを文章にしてくれます。
道具は揃っています。あとは設計するだけです。ひとり社長の営業が、今日から少し楽になることを願っています。
感謝の気持ちを込めて。
※当サイトには一部アフィリエイトリンクを含みます。実際に自分で使っているものだけを紹介しています。

