
「自分のホームページくらい、そろそろ持たないとな」。50代でひとり社長をされている方から、この相談を本当によく受けます。
でも、いざ始めようとすると手が止まる。サーバー、ドメイン、テーマ、デザイン。横文字ばかりで、どこから手をつけていいか分からない。私も最初はそうでした。
結論から言います。最初に押さえるのは3つだけです。「サーバー」「テーマ」「お金の見える化」。この3つの土台さえ正しく選べば、あとは記事を書くことに集中できます。今日は、私が実際にこのブログ selfmedia.jp で使っている構成を、費用と失敗例つきで、そのままお見せします。
なぜ50代ひとり社長こそ「自分のメディア」を持つべきか

SNSは便利です。でも、あれは借家です。プラットフォームの都合で、ある日とつぜん表示されなくなる。35年この業界を見てきて、媒体に振り回されて消えていった経営者を何人も見ました。
自分のホームページは、持ち家です。書いた記事が資産として積み上がる。検索から人が来て、勝手に営業してくれる。ひとりで会社を回すなら、この「勝手に働く資産」を持っておく意味は大きいです。
難しく考えなくて大丈夫です。最初の一歩は、土台を3つそろえるだけ。順番に見ていきましょう。
土台1:サーバー ── ここで9割が決まる

サーバーは、ホームページを置く「土地」です。ここをケチると、表示が遅い・よく落ちる・設定でつまずく、の三重苦になります。35年の現場で、最初のサーバー選びを間違えて、復旧に何十時間も溶かした人をたくさん見てきました。
私がこのブログで使っているのは、エックスサーバーです。理由は3つ。表示が速いこと、WordPressの初期設定がほぼ自動で終わること、そして困ったときの情報が日本語でたくさん出てくること。50代から一人で始めるなら、この「つまずかない」が何より大事です。
とくに法人やひとり社長向けには、WordPress専用のプランがあります。セキュリティと管理画面が最初から整っていて、私のように「中身に集中したい」人に向いています。費用も実質月1,800円ほどから。コーヒー数杯分で、24時間働く土地が手に入ると考えれば安いものです。
土台2:テーマ ── 見た目と速さを一気に整える

テーマは、ホームページの「内装」です。ここで多くの人が、無料テーマで消耗します。設定項目が多すぎる、デザインが古い、表示が重い。結局、見た目を整えるだけで何週間も使ってしまう。
私が使っているのは SWELL という日本製のテーマです。このブログ selfmedia.jp も SWELL で作っています。専門知識がなくても、ボタンを並べるだけで今どきの見た目が完成します。表示も速い。50代で「デザインは苦手」という方ほど、ここはお金で時間を買う価値があります。
一度買えば追加費用なしで、別のサイトにも使えます。私は「最初に入れておけばよかった」と心から思った数少ない買い物のひとつでした。
土台3:お金の見える化 ── 発信と同時に経理も軽くする

意外に思われるかもしれませんが、メディアを始めると同時に整えてほしいのが、お金の見える化です。発信を続けると、サーバー代や有料ツールなど、小さな経費が増えていきます。これを後でまとめて処理しようとすると、確定申告の時期に泣くことになります。
私も独立した当初は、領収書を箱に放り込んでいました。年明けにそれを見て、毎年ぞっとしていました。救われたのが freee会計です。簿記の知識がなくても、銀行口座やカードをつなげば、勘定科目を自動で提案してくれる。経理にかけていた時間が、ごっそり減りました。
ひとり社長の時間は、何より貴重です。経理のような「やらなければいけないが、売上を生まない作業」こそ、道具に任せる。これが35年見てきた、続く経営者の共通点です。
私がselfmedia.jpを立ち上げて分かった3つの誤算

正直にお話しします。私も最初から、うまくいったわけではありません。3つ、誤算がありました。
ひとつ目は、完璧主義です。デザインを整えることに時間をかけすぎて、肝心の記事がなかなか出せませんでした。土台は今日の3つで十分。あとは書きながら直せばいい。
ふたつ目は、毎日更新しようとして息切れしたこと。続ける仕組みのほうが、気合より大事でした。
みっつ目は、最初から売ろうとしたこと。先に役立つ情報を出して、信頼が貯まってから、はじめて人は動いてくれる。これは私がずっと大事にしてきた、先に与える考え方そのものでした。
つながりが増える「最初の1記事」の書き方

土台ができたら、最初の1記事は「自分の失敗談」から書くのがおすすめです。成功談より、失敗談のほうが人は心を開いてくれます。私自身、40代でのリストラと、新橋での皿洗いから再起した話を書いたとき、いちばん多くの方が連絡をくれました。
人とのつながりが、どうやって仕事に変わっていくのか。その全部を、私は一冊の本にまとめました。もし発信を通して人とつながり、売上に変えていきたいなら、入口として読んでみてください。
よくある質問
Q. パソコンが苦手でも作れますか。
A. 大丈夫です。今日の3つは、どれも専門知識なしで始められるものを選びました。むしろ苦手な方こそ、最初に良い道具を選ぶ意味があります。
Q. 全部でいくらかかりますか。
A. サーバーが実質月1,800円ほど、テーマが買い切りで一度きり、会計ソフトが月千円台から。合わせても、外注で頼むより一桁安く、自分の資産になります。
Q. 50代から始めても遅くないですか。
A. 遅くありません。むしろ40代・50代の経験そのものが、若い人には書けない記事の中身になります。道具の新しさより、中身の深さで勝負できる年代です。
Q. SNSだけではダメですか。
A. SNSは入口として続けてOKです。ただ、流れていくSNSと、積み上がるホームページは役割が違います。両方を持つのが理想です。
Q. 何から手をつければいいですか。
A. まずサーバーです。土地が決まらないと家は建ちません。今日の土台1から始めてください。
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本気で「発信から仕事をつくる」なら
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まとめ
自分のメディアを持つのは、難しくありません。サーバー、テーマ、お金の見える化。この3つの土台をそろえて、まず1記事を書く。それだけです。
50代からでも、いえ、50代だからこそ書ける記事があります。あなたの35年が、誰かの道しるべになります。今日が、その一歩目になればうれしいです。感謝の気持ちを込めて。
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