
月曜日の朝5時。
札幌の自宅デスクで、私はClaudeを開く。
コーヒーを一杯入れて、先週のBNIや倫理法人会で受け取った名刺のデータを貼り付ける。10分後には「今週アプローチすべき20社リスト」が完成している。これが私の月曜日のルーティンだ。
「Claude営業リスト」で検索してこの記事にたどり着いたあなたは、おそらくAI営業ツールの情報収集をしているか、すでに試したけど「なんか使いこなせていない」と感じているかのどちらかだと思う。
この記事では、ITコンサル35年・累計3,000社・12,500人を支援してきた私、和久井海十が実際に使っているClaude営業リスト作成の現場プロンプトを7つ公開する。ツールの比較と購入判断の材料も最後にまとめた。
30秒でわかる結論

- ClaudeはChatGPTより「長文・構造化・文脈保持」が得意で、営業リスト整理に向いている
- 名刺データ・LinkedInプロフィール・問い合わせ履歴を貼るだけで、優先順位つきリストを出力できる
- プロンプトに「役割・出力形式・判断基準」の3点を入れるだけで精度が大きく変わる
- AI営業自動化は「全部自動」ではなく「判断の下準備を自動化」と捉えると使い方がハマる
- Claude単体より「Claude+スプレッドシート+自分の判断」の三層構造で運用するのが現場の正解
なぜ私がClaudeで営業リストを整えるようになったか

ズバリ言ってもいい?
私はリーマンショックでリストラされた後、44歳で東京・新橋の居酒屋で皿洗いのアルバイトをした経験がある。
そこから這い上がって、ITコンサルとして再起した。その過程で気づいたのは、「人とのつながりが全ての起点」だということだった。
BNIに出会ったのも東京時代のことだ。紹介型ネットワークの仕組みに感動して、2万人以上と名刺交換した。でも問題は、名刺が増えれば増えるほど「誰に、いつ、何を話せばいいか」がわからなくなることだった。
累計3,000社・12,500人を支援してきた今でも、新しい出会いは毎週ある。札幌でのBGF立ち上げ後は特に、北海道の経営者との接点が一気に増えた。
名刺データの整理に週3〜4時間かけていた時期もある。それをClaudeが10〜15分に圧縮してくれた。これだけで月に換算すると10時間以上の差になる。
ChatGPTとClaudeの違い・営業リスト作成で選ぶならどちらか

「claude 営業リスト作成」と「chatgpt 営業リスト作成 プロンプト」は検索ボリューム的にほぼ同じスコアで競っている。実際、両方使ってみた私の体感を話す。
結論から言うと、「長い文章を与えて構造化させる」用途ならClaudeが上だ。
ChatGPTは「ゼロから文章を生成する」のが得意で、営業メールのドラフト作成や営業トーク台本の生成には強い。一方、Claudeは「長いテキストを読み込んで、整理・分類・優先順位付け」をさせると精度が高く、コンテキストウィンドウ(一度に処理できる情報量)が大きい。
名刺50枚分のデータ、LinkedInの繋がりリスト、過去の問い合わせ履歴……こういった「バラバラな情報の束」を一気に処理させるなら、現時点ではClaudeに軍配が上がる。
- ChatGPT:営業メール生成・ロールプレイ・トーク台本に強い
- Claude:長文データの整理・分類・優先順位付けに強い
- 両者の使い分けが「生成AI営業活用」の現場では正解
朝5時に使う現場プロンプト7選・そのまま使えるテンプレート

ここが本記事の核心だ。実際に私が使っているプロンプトを、背景の考え方とセットで公開する。
プロンプト① 名刺データを優先順位つきリストに変換する

まず名刺アプリ(Eight等)からCSVエクスポートした内容をそのままClaudeに貼る。そのうえで以下のプロンプトを使う。
あなたはひとり社長の営業アシスタントです。 以下の名刺データを読み込み、次の基準でA・B・Cにランク分けしてください。 【ランク基準】 A:今月中にアプローチすべき(直近で会話した・課題を話してくれた・紹介可能性あり) B:3ヶ月以内にフォローすべき(接点はあるが深まっていない) C:情報発信で温める(今すぐの接点は不要だが関係は維持したい) 【出力形式】 | ランク | 氏名 | 会社名 | 理由(30字以内) | 推奨アクション | という表形式で出力してください。 【名刺データ】 (ここにCSVデータを貼る)
これだけで、50枚の名刺が整理された優先順位リストになる。「理由(30字以内)」の列が特に便利で、後で自分が見直したときに「なぜAにしたか」がすぐわかる。
プロンプト② LinkedInの繋がりリストを営業分類する

LinkedInは繋がりリストをCSVでダウンロードできる(設定→データのプライバシー→接続情報のエクスポート)。そのデータをClaudeに読み込ませる。
以下はLinkedInの繋がりリストです。 各人物について「どんな話題で接点を作れるか」を1行で提案してください。 条件: ・私の業種は「ITコンサル・ひとり社長支援・AI活用支援」です ・押し売り感のない、相手に価値のある話題から入る提案をしてください ・相手の会社名・役職から推測できる課題を起点にしてください 【出力形式】 | 氏名 | 役職・会社 | 話題提案(40字以内) |
私がLinkedIn北海道会の会長として活動している理由のひとつが、ここにある。オンラインの繋がりを「ただのリスト」で終わらせず、「次の一手まで設計する」のがClaudeを使った営業の本質だ。
プロンプト③ 問い合わせフォームの返信文を個別化する

ひとり社長の悩みのひとつが「問い合わせへの返信に時間がかかる」こと。特に問い合わせ内容がバラバラなとき、一通ずつ考えていると半日が消える。
以下の問い合わせに対して、返信メールを作成してください。 【私のプロフィール】 ITコンサル35年、ひとり社長支援専門、AI活用セミナー主宰 【返信の方針】 ・売り込みは一切しない(先に相手の質問に答える) ・次のステップは「無料相談」への自然な誘導にとどめる ・文字数は300字前後、敬語だが堅すぎない 【問い合わせ内容】 (ここに問い合わせ文を貼る)
「先に与えること(先義後利)」を体現したプロンプト設計が、私の営業のベースだ。返信でも売り込まない。まず相手の問いに誠実に答える。その姿勢がClaudeに書かせる文章にも出る。
プロンプト④ 業種別にアプローチ文のバリエーションを作る

以下の営業メールのベース文を、指定した業種別に書き換えてください。 【ベース文】 (自分の基本的な自己紹介メール文を貼る) 【書き換え対象業種】 1. 税理士・会計士事務所 2. 整骨院・整体院 3. 不動産仲介業 4. 飲食店オーナー 5. コンサルタント・コーチ 各業種ごとに「その業種特有の課題キーワード」を1〜2個入れて、相手に「自分事として読める」文章に調整してください。
このプロンプトをWAKUTUBEで紹介したとき(1000日連続ライブ配信の中の一コマだった)、視聴者から「これだけで問い合わせが増えた」という報告が複数きた。業種特化のひと手間が、返信率を大きく変える。
プロンプト⑤ 週次フォローアップリストを自動生成する

以下は先週の営業活動ログです。 各商談・面談について「今週やるべきフォローアクション」を提案してください。 【判断基準】 ・「また連絡します」と言ったものは今週中にフォロー必須 ・「検討します」は1週間待ってから一言メッセージ ・「興味なし」は3ヶ月後にニュースレター送付のみ 【出力形式】 | 相手 | 先週の状況 | 今週のアクション | 期日 | 【先週の活動ログ】 (ここに活動記録を貼る)
プロンプト⑥ 営業資料のレビューと改善提案をさせる

「claude 営業資料」というサジェストが増えているのを確認している。Claudeは長文のレビューが得意なので、営業資料の改善提案にも使える。
以下の営業資料(提案書)のテキストを読み込み、改善点を指摘してください。 【評価軸】 1. 相手のベネフィットが前面に出ているか(自社自慢になっていないか) 2. 読み手が「次に何をすればいいか」がわかるか 3. 難しい専門用語が多すぎないか 4. 信頼性を高めるエビデンス(実績・数字・事例)が入っているか 【改善提案の形式】 問題点と改善後の文章を、セットで提示してください。 【営業資料テキスト】 (ここに貼る)
プロンプト⑦ AI営業自動化のワークフロー設計をClaudeに相談する

「ai 営業 自動化」「営業 自動化 ai」のサジェストも増加中だ。Claude codeを使った営業活用(claude code 営業 活用)まで踏み込みたい方向けのプロンプト。
私はひとり社長でITリソースが限られています。 以下の営業業務をAIで自動化したいのですが、コストをかけずに実現できる方法を提案してください。 【自動化したい業務】 ・名刺データの入力と分類 ・フォローメールの下書き生成 ・週次営業レポートの作成 【使えるツール】 ・Claude(このチャット) ・Googleスプレッドシート ・Gmail ・(プログラミングは初心者レベル) ステップバイステップで、今日から始められる手順を教えてください。
ここまで来ると「claude code 営業」の世界に入ってくる。APIやMakeなどの自動化ツールと連携させれば、さらに深い自動化が可能になるが、まずはこのレベルから始めれば十分だ。
営業リスト作成で陥りがちな3つの失敗

実は、Claudeを使い始めた人が最初につまずくポイントが共通している。
35年のITコンサルで3,000社を見てきた経験からいうと、「ツールの問題」より「使い方の設計の問題」がほとんどだ。
- 「とりあえず質問する」だけで使っている:役割・出力形式・判断基準を最初に定義しないと、毎回バラバラな結果が返ってくる
- 全部AIに任せようとする:Claudeは「判断の下準備」をしてくれるが、最終判断は人間がやる。「誰にアプローチするか」はビジネスの核心だ
- 一度やって終わりにする:営業リストは鮮度が命。毎週月曜日に更新するルーティンを作るのが成幸の近道
WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)でAI営業実装を教えるとき、最初の講義で必ずこの3つの失敗パターンを話す。ツールの使い方より先に「設計の考え方」を教えることで、受講生の定着率が大きく変わった。
Claude活用を深める・私が実際に使った・読んだもの

ここでは、Claude営業リスト活用をさらに深めるために、私が実際に使っているものを紹介する。
つながり力の教科書(自著・Amazon)

私自身が書いた本です(笑)。BNIで東京時代に2万人と名刺交換して気づいたことを全部詰め込みました。
Claudeで営業リストを整えることは「つながり管理」の技術論だが、そもそも「誰とつながるべきか」の考え方は、テクノロジーが変わっても変わらない。AI時代こそ、この根っこが大切だと感じている。
AI自動化ツールを使いこなす前に読んでほしい一冊。
SWELL(このブログで実際に使っているWordPressテーマ)

selfmedia.jp もSWELLで作っている。Claudeで生成したコンテンツをWordPressに貼り付けるとき、テーマの表示崩れで時間をとられると本末転倒だ。SWELLは難しい設定なしで整うのが助かっている。
AI営業コンテンツを自分のサイトで発信したいひとり社長には、最初から使っておいてよかったと思えるテーマだ。
XServer for WordPress(selfmedia.jpのサーバー)

selfmedia.jp のサーバーもエックスサーバーだ。表示が速く、WordPressの初期設定もほぼ自動。35年IT現場を見てきて、最初のサーバー選びで失敗する人をたくさん見た。
Claudeで生成したコンテンツを継続的に発信する「メディア基盤」として、ここは堅い選択だと思っている。
XServer SSL(格安SSL証明書)

selfmedia.jp もSSL対応している。今はSSLなしのサイトは検索でもブラウザでも不利になる。AI営業で集客を強化するなら、サイトの信頼性の土台も整えておく必要がある。コストパフォーマンスがいいのでセットで入れておくことをすすめる。
比較表でわかる選び方

| ツール・商品 | 主な用途 | ひとり社長への向き不向き | 月額コスト目安 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|
| Claude(Anthropic) Pro版 |
長文データ整理・リスト分類・営業資料レビュー | ◎ 大量データを一気に処理したい人向け | 約3,000円/月 | コンテキストウィンドウが大きく、名刺50枚以上の一括処理が得意 |
| ChatGPT Plus(OpenAI) | 営業メール生成・ロープレ・トーク台本 | ○ 文章ゼロ生成に強い。営業メールのたたき台作りに向く | 約3,000円/月 | chatgpt 営業 プロンプト・chatgpt 営業メール プロンプトで多数の事例あり |
| つながり力の教科書(書籍) | 営業の設計思想・人脈構築の考え方 | ◎ AIより先に読むべき。誰に何を伝えるかの軸が決まる | 1,650円(買い切り) | 和久井海十著・Amazonで購入可 |
| SWELL(WordPressテーマ) | AI生成コンテンツの発信基盤 | ○ 非エンジニアのひとり社長に最適。設定が少ない | 17,600円(買い切り) | selfmedia.jp で実際に使用中 |
| XServer for WordPress | Webサイト・ブログのホスティング | ◎ 初心者でもWordPressが最短で立ち上がる | 1,100円〜/月 | selfmedia.jp で実際に使用中。表示速度が安定している |
| XServer SSL | サイトのSSL化(HTTPS対応) | ◎ 必須。なければSEOでも信頼面でも損をする | 格安〜無料プランあり | エックスサーバーとセット運用で手間なし |

よくある質問

Q1. ClaudeとChatGPT、営業リスト作成にはどちらを選べばいい?
A. 名刺データやLinkedInのリストなど「大量のテキストを整理・分類する」用途ならClaudeが向いている。一方、「ゼロから営業メールを書く」「営業トークのロープレをしたい」ならChatGPTが使いやすい。予算があれば両方契約して使い分けるのが私のすすめだ。
Q2. Claude codeを営業に活用するのは難しい?
A. claude code 営業 活用はプログラミングの知識がある人向けで、APIと自動化ツール(Make・Zapierなど)を組み合わせる応用的な使い方だ。まずは通常のClaudeチャットで本記事のプロンプトを試し、「もっと自動化したい」と感じてからClaude codeに進む順番がいい。
Q3. AI営業自動化で、人間の営業はなくなる?
A. 「ai 営業 なくなる」という検索が増えているが、なくなるのは「単純な情報整理と定型文作成」だ。「誰を信頼するか」「なぜこの人から買うか」という決断は、AIが代替できない。むしろAIで下準備を自動化することで、人間にしかできない「関係構築」に時間を使えるようになる。
Q4. ひとり社長がClaude営業を始めるとき、最初にやることは?
A. 本記事の「プロンプト①」から始めるのが一番早い。まず手元の名刺CSVをエクスポートして、Claudeに貼るだけ。10分で効果が実感できる。難しく考えずに「今週のアプローチリストを作る」という具体的なゴールで試してほしい。
Q5. Claudeで作った営業リストをどこで管理すればいい?
A. Googleスプレッドシートが最もシンプルでコストゼロだ。Claudeが出力した表をそのままコピーして貼り付けるだけで使える。Notionや専用CRMも悪くないが、まずスプレッドシートで運用してから、足りなくなったら移行する順番がいい。
もっと深く実装したい方へ ── WOBS

本記事で紹介したプロンプトは「今日からすぐ使える入口」だ。
ただ、Claude営業リスト作成を「収益に直結させる仕組み」として設計するには、プロンプトだけでなく「誰に・何を・どの順番で届けるか」という営業設計の全体像が必要になる。
私が主宰するWOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)では、AI営業実装モジュールとして、Claudeを使った営業設計の実装を6ヶ月かけて一緒に組み立てている。40〜60代の経営者・先生業・ひとり社長が対象で、先に与えること(先義後利)の営業マインドとAI活用を両輪で学ぶ講座だ。
まず無料体験セミナーで全体像を確認してもらうのが一番だと思う。
WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の無料体験セミナー詳細はこちら
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まとめ

Claude営業リスト作成を「難しいAIの話」ではなく「朝5時に10分でやる現場作業」として捉えてほしい。
私がリーマンショックで44歳からやり直した経験で一番感じたのは、「行動の速さ」と「つながりの質」が全てだということだった。
Claudeはその両方を助けてくれるツールだ。
名刺の山を眺めて「整理しなきゃ」と思いながら放置している月曜日を、「今週の20社リストが10分で出来た」月曜日に変える。それだけで、一週間の動き出しが変わる。
- プロンプトに「役割・出力形式・判断基準」を入れる
- 毎週月曜日のルーティンにする
- Claudeはあくまで「下準備」。最終判断は自分でやる
- 設計思想は「先に与えること」。AIを使っても、その軸は変えない
ここまで読んでくれてありがとう(笑)。
まず「プロンプト①」を今日の夜か、明日の朝5時に試してみてほしい。
感謝の気持ちを込めて。
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