
freeeとマネーフォワード、どちらを選べばいいか。
結論から言います。「簿記の知識がほぼない、とにかく確定申告を早く終わらせたい」なら freee。「Excelや数字の扱いに慣れていて、もう少し細かく経営数字を見たい」ならマネーフォワード クラウド会計。この2択で、ひとり社長の9割は決着がつきます。
ただし、自分がどちらのタイプかを間違えると、毎月じわじわ時間を浪費します。私はITコンサルとして35年、累計3,000社・12,500人の経営者を支援してきましたが、「会計ソフト選びで後悔した」という声は今でも後を絶ちません。
この記事では、私・和久井海十が両方を実際に使った体験と、法人・個人事業主別の料金比較も交えて、ひとり社長が迷わず選べる判断軸をお伝えします。

この記事の要点(30秒でわかる)
- 「簿記に自信がない・UI重視」→ freee、「数字に慣れている・コスト重視」→ マネーフォワード クラウド会計、が基本の分け方
- 法人ひとり社長なら料金差は年間で数千円〜数万円。乗り換えコストも含めて計算する必要がある
- どちらを選んでも「銀行口座・クレカの自動連携」を最初に設定しないと、ソフト代が無駄になる
- freeeは「確定申告・会社設立・開業届」まで一気通貫。マネーフォワードは「家計簿連携」の強みが法人にも活きる
- 会計ソフトは「道具」。経営の数字を読み、動ける状態にするのが本当のゴール
そもそも、ひとり社長が会計ソフトに求めることは何か

ひとり社長が会計ソフトに求めるものは、税理士のような精密さではありません。「月に2〜3時間かけていた経理作業を30分以下にする」ことです。
私が独立した当初、会計ソフトを使わずに手書きとExcelで帳簿をつけていた時期があります。毎月末に1〜2時間、決算期には丸1日潰れていました。「これは経営者のやることじゃない」と気づいたのは、BNIという経営者のつながりの場で、同じひとり社長の仲間たちと話したときでした。
BNIとの出会いは東京でのことです。そこで「会計ソフトに乗り換えたら経理時間が5分の1になった」という話を聞いて、すぐにfreeeを試し始めました。
ひとり社長の経理の悩みは、大きく分けると3つです。
- 勘定科目が何なのかよく分からない
- 領収書の山を毎月末に整理するのが億劫
- 確定申告・決算のたびに税理士へ「もっと早く持ってきて」と怒られる
この3つを全部解消するのが、今の会計ソフトの役割です。そしてfreeeとマネーフォワードは、アプローチの仕方が微妙に違います。
freeeとマネーフォワード、機能の違いを正直に並べる

ズバリ言ってもいい? 機能の細かい比較表を見て決めようとすると、かえって迷います。「どちらが自分の使い方に合っているか」が全てです。
まずfreeeの特徴から話します。
freeeは「簿記を知らない人が使うことを前提に設計されたソフト」です。銀行口座やクレジットカードを連携すると、取引が自動で取り込まれ、勘定科目の候補を提示してくれます。「承認するだけ」に近い状態まで自動化されるので、日々の仕訳入力が極端に楽になります。
freeeの評判でよく見る「UIが分かりやすい」「開業届や会社設立もできる」という声は、私の体験とも一致しています。特に開業直後のひとり社長は、会計だけでなく「会社設立の書類」「開業届」まで一気通貫で使えるのが魅力です。
一方、マネーフォワード クラウド会計は「会計・経理の知識がある程度ある人、または学ぶ意欲がある人」向けに設計されています。連携できる金融機関数は業界最多水準で、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」を使っていた人は特に慣れが早い。
経営者の目線で言うと、マネーフォワードは「数字の見せ方」が細かく、損益をリアルタイムで確認したいという経営者の使い方に向いています。
- freee:簿記知識ゼロでも使える/開業届・会社設立もワンストップ/UIが直感的
- マネーフォワード クラウド会計:連携金融機関数が多い/経営数字のレポートが見やすい/既存ユーザーは移行しやすい
- 共通点:銀行・クレカ自動連携、スマホアプリ対応、確定申告書の自動生成
「freee 評判 悪い」と検索するとネガティブな口コミも出てきますが、その多くは「簿記の概念をゼロから理解しないまま使おうとした」パターンです。freeeはUI上でサポートしてくれますが、「借方・貸方とは何か」を一切知らなくていいわけではありません。ほんの少しだけ基礎を学ぶと、格段に使いやすくなります。
法人と個人事業主、料金比較を具体的に見る

「freee マネーフォワード 料金 比較」と検索する人が多いのは、コストが気になるからですよね。2026年時点の目安を整理します(公式サイトの価格は変動するので、必ず最新情報を確認してください)。
個人事業主向けのスタータープランで比べると、freeeもマネーフォワードもおおむね月額1,000〜1,500円程度のプランがあります。年払いにすると若干安くなります。
法人向けは、プラン構成が複雑です。ひとり社長の法人の場合、「スモールビジネスプラン相当」を選ぶことが多く、月額3,000〜4,500円程度が目安です。
- 個人事業主:年払いで年間12,000〜18,000円程度。差は数千円以内が多い
- 法人(ひとり社長):月額3,000〜4,500円程度。プラン選択で差が出る
- 「会社設立 freee マネーフォワード 比較」で調べている人は、設立時の書類作成機能もチェック推奨
ここだけの話、料金だけで選ぶのは危険です。乗り換えにかかる「データ移行コスト」と「使い直す学習コスト」を計算すると、安い方に変えたはずが結局割高になることがあります。最初に自分に合ったものを選ぶのが、一番のコスト削減です。
また、弥生との3社比較を検討している方もいると思います。「弥生 freee マネーフォワード 比較」で調べると弥生も候補に上がりますが、弥生は「インストール型で長年使ってきた、税理士が弥生推奨」という状況以外では、ひとり社長には選びにくいというのが私の印象です。
私が両方を使い、最終的にどう使い分けているか

私自身の話をします。
独立当初、最初に使い始めたのはfreeeでした。ITコンサルとはいえ、会計の実務は得意ではありません。簿記2級の知識はありましたが、実際の仕訳入力は面倒くさかった。freeeの「銀行口座をつなげて、勘定科目を提案してもらう」という流れは、本当に助かりました。
その後、事業が複数の柱に広がってきたタイミングで、マネーフォワード クラウド会計も試しました。WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の運営、コンサル、書籍、と収益の柱が増えると、「どの事業がいくら稼いでいるか」をリアルタイムで把握したくなります。マネーフォワードの経営レポートはその点で使いやすかった。
結論として、現在は「日々の仕訳・確定申告はfreee、経営数字の確認はマネーフォワードのダッシュボード的な発想で補完」という使い方に落ち着いています。ただ、ひとり社長に「両方使え」とは言いません。それは時間の無駄です。
「会計ソフト freee マネーフォワード 比較」で迷っているひとり社長に伝えたいのは、「簿記が苦手・とにかく楽にしたい」ならfreee一択でいい、ということです。
会計ソフトを入れても「経営の数字」が見えない問題

実は、会計ソフトを導入してもなお「経営の数字が見えない」という経営者が多い。
これは道具の問題ではなく、「数字を経営判断につなげる設計ができていない」という問題です。
私が支援してきた3,000社の中で、会計ソフトを入れた後に「で、何をすればいいんですか?」と言う経営者は少なくありませんでした。freeeでもマネーフォワードでも、データは自動で集まるようになります。でも、そのデータを「来月の行動」に変換するには、もう一段階の設計が必要です。
特に40代・50代のひとり社長に多いのが、「リアルな人脈・経験値は十分あるが、デジタルの仕組みで数字を動かす設計がない」というパターンです。道具は揃っているのに、使いこなせていない。
この「使いこなせていない」を解消するには、AIと会計データをどう組み合わせるかの設計を知ることが近道です。WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)のAI実装モジュールでは、まさにこの「データを経営行動に変換する設計」を扱っています。中盤でWOBSに触れたのは、この文脈があるからです。
会計ソフトを入れた後にやるべき「3つの設定」

会計ソフトを導入したら、まず3つだけ設定してください。これをやらないと、ソフト代が毎月無駄になります。
- 「銀行口座・クレジットカードの自動連携」を全て設定する(手入力が発生している限り、導入の意味が半減します)
- 「よく使う勘定科目のルール化」をする(同じ取引は毎回同じ科目になるよう、ルール登録を10件だけやる)
- 「月1回・30分のレビュー」をカレンダーに入れる(道具は使わないと何も変わらない)
「確定申告 マネーフォワード freee 比較」で調べている人の多くは、確定申告の直前になって焦るパターンです。月1回の30分レビューを続けると、確定申告の準備が「もうほぼ終わっている」状態になります。私がそうでした。
「でも月1回のレビューも続かない」という声もあります。続かない理由は「何を見ればいいか分からない」からです。これは会計ソフトの問題ではなく、経営の数字の読み方を知っているかどうかの問題です。
私が実際に使った/読んだもの

ここでは、私が実際に使ってきたものだけを紹介します。
freee会計
私も独立当初、freeeを使っていました。簿記が分からなくても、銀行口座をつなげば勘定科目を自動で提案してくれる。ひとり社長の経理時間を一番削ってくれた道具です。
特に「開業直後のひとり社長」には、確定申告まで一気通貫でサポートしてくれる安心感があります。「freee 評判 口コミ」を調べると賛否ありますが、私の体験は圧倒的にポジティブです。(笑)
つながり力の教科書(自著)
会計とは直接関係ないように見えますが、実はひとり社長の「経理を楽にする」最大の近道は「税理士・経営者仲間との正しいつながり方」を知ることです。
私がBNIで2万人と会って気づいたこと、先に与えることで仕事が回り始めた体験を全部詰め込んだ本です(笑)。ひとり社長として独立したての頃の、東京・新橋での皿洗いアルバイト時代から今に至るまでの話も書いています。
私の実話を、一冊にまとめました ──『つながり力の教科書』

44歳でリストラされ、東京・新橋で皿洗いをしていた私が、どうやって今の自分になったか。BNIで2万人と出会い、先に与えること(先義後利)を実践し続けた結果、「売り込まなくてもお願いされる状態」を作れるようになりました。その全てを一冊に凝縮しました。ひとり社長として動き始めた方に、特に読んでほしい本です。
もっと深く実装したい方へ ── WOBS で

会計ソフトを選んで終わり、では経営は変わりません。
「freeeを入れた、マネーフォワードも試した、でも毎月の数字をどう経営に活かすか分からない」「AIを使って業務を効率化したいが、何から始めればいいか分からない」という状態のひとり社長に、私はWOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)をお勧めしています。
WOBSのAI実装モジュールでは、会計データをAIと組み合わせて「経営の意思決定を速くする設計」を具体的に学べます。freeeやマネーフォワードで集めたデータを、どうAIに読ませて、どう行動に変換するか。ツールの使い方ではなく、設計の仕方を教えます。
40〜60代の経営者が、先に与えること(先義後利)の営業設計・マインドブロック解除・AI実装の3本柱で、6ヶ月かけて本質から変わるプログラムです。受講料120万円・無料体験セミナーもあります。
「会計ソフトを入れたのに、なぜか経営が楽にならない」と感じているなら、道具の問題ではなく設計の問題かもしれません。一度、無料体験セミナーで話を聞いてみてください。
WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の無料体験セミナー詳細はこちら
よくある質問
Q. freeeとマネーフォワード、個人事業主ならどちらがおすすめですか?
A. 簿記の知識がなく、とにかく楽に確定申告を終わらせたいならfreeeをおすすめします。「freee 評判 口コミ」を見ると分かるように、開業届から確定申告まで一気通貫で使えるのが強みです。一方、家計簿アプリのマネーフォワード MEを既に使っている方は、マネーフォワード クラウド会計との親和性が高く、移行がスムーズです。
Q. 法人のひとり社長でも、freeeで問題ありませんか?
A. 問題ありません。freeeには法人向けプランがあり、法人決算書の作成にも対応しています。「freee マネーフォワード 比較 法人」で調べると両社の法人プランが出てきますが、ひとり社長の規模であれば機能的に大きな差はありません。料金と使いやすさで選んでよいと思います。
Q. 途中で乗り換えるのは大変ですか?
A. 正直、面倒です。過去データのエクスポート・インポート、連携設定のやり直し、操作に慣れ直す時間がかかります。「乗り換えコストを払ってでも変えるべき理由」がなければ、今使っているものを使い続ける方が賢明です。これが「最初に合ったものを選ぶ」ことが大切な理由です。
Q. 税理士がいる場合、会計ソフトは必要ですか?
A. あります。税理士は「決算・申告」のプロですが、日々の経理入力を代行してくれるわけではありません。会計ソフトで日々の仕訳をきれいに整理しておくことで、税理士費用を抑えられることも多いです。私が支援してきた3,000社の中でも「会計ソフト導入で顧問税理士費用が下がった」という経営者は少なくありませんでした。
Q. AIと会計ソフトを組み合わせるとはどういうことですか?
A. たとえば、月次の損益データをCSVでエクスポートし、ChatGPTやClaudeに「この数字を見て、来月注目すべきコストを教えて」と投げるだけで、経営判断のヒントが出てきます。道具は揃っています。ただ「どんな問いを立てるか」の設計が重要で、これはWOBSのAI実装モジュールで具体的に学べる内容です。
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まとめ

freeeとマネーフォワード、どちらを選ぶかの答えは「自分がどちらのタイプか」で決まります。
簿記に自信がない・とにかく楽にしたい → freee。数字に慣れている・経営レポートを細かく見たい → マネーフォワード クラウド会計。この2軸で迷いは消えます。
でも、もっと大事なことがあります。会計ソフトは「経理の道具」ですが、ひとり社長の本当のゴールは「経営の数字を読んで、行動に変換すること」です。道具を入れて終わりにしない。それが、私がITコンサルとして35年間、3,000社・12,500人を支援してきた中で、一番伝えたいことです。
44歳でリストラされ、東京・新橋で皿洗いをしていた自分が、今こうして4冊の著書を出し、WOBSという学びの場を持てているのは、道具を正しく使い、先に与えること(先義後利)を実践し続けたからだと思っています。
あなたのひとり社長としての経営が、少しでも楽に、そして豊かになることを願っています。^^
感謝の気持ちを込めて。
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