
BNIで「Givers Gain」を体感したことがある方なら、わかると思います。
先に与えること──その積み重ねが、気づいたときには仕事の依頼として自分に返ってくる。あの感覚を、オンラインでも再現したいと思いませんか?
結論を先に言います。「できます」。ただし、やり方をそのままコピーするのではなく、オンラインの特性に合わせた「設計」が必要です。
私、和久井海十はITコンサルとして35年、累計3,000社・12,500人を支援してきました。BNIには東京で出会い、当時は毎週早朝ミーティングに通い詰めていました。そこで身体に刻み込んだGivers Gainの哲学を、今はAIとオンラインツールを使って日々再現しています。
この記事では、その具体的な3つの工夫を実話ベースでお伝えします。
この記事の要点(30秒でわかる)
- BNIで学んだGivers Gainの本質は「先に与えること」。この哲学はオンラインでも変わらない
- リアル人脈が豊富な40・50代の経営者こそ、AIと組み合わせることで「与える量」を飛躍的に増やせる
- 工夫①:AIでリファラルコンテンツを量産し、相手が必要な情報を先に届ける仕組みを作る
- 工夫②:BNIオンラインミーティングの「前後15分」を設計し、関係を深める接点を増やす
- 工夫③:AI集客の自動化で「与え続ける仕組み」を構築し、寝ていても信頼が積み重なる状態をつくる
- WOBSの「先義後利営業モジュール」では、これら3つを体系的に実装できる

BNIのGivers Gainが、なぜオンラインで機能しにくいのか

BNIに参加したことがある方なら、あの独特の空気感を覚えているはずです。毎週早朝7時に集まり、互いのビジネスを紹介し合う。名刺を交換するだけでなく、「この人に仕事を回したい」という気持ちが自然と生まれる場。
私が東京でBNIと出会ったとき、正直最初は半信半疑でした。「紹介し合うって、そんなに甘くないだろう」と。ところが数ヶ月通ううちに、確実にリファラル(紹介)が増えていった。あれは「仕組み」ではなく「人への投資」が返ってくる体験でした。
問題は、この体験がオンラインに移った途端に薄まってしまうことです。
理由は3つあります。
- 「偶然の雑談」が生まれない(Zoomは目的を持って入室する場になりがち)
- 相手の表情・温度感が画面越しでは読みにくく、信頼構築に時間がかかる
- 「与えた記憶」が残りにくい(リアルなら会場で覚えてもらえるが、オンラインは印象が薄れやすい)
でも、ズバリ言ってもいい?
これは「オンラインが弱い」のではなく、「オンライン用に与え方を設計していない」だけです。

リアルのBNIでは、毎週の物理的な「場」がGivers Gainを自動的に強制してくれていました。でもオンラインには「場」がない。だから自分で設計しなければいけない。それだけの話です。
工夫①:AIでリファラルコンテンツを量産し、「先に届ける」仕組みを作る

Givers Gainの本質は「先に与えること」です。BNIのリアルミーティングでは、それが「紹介」という形で現れていました。オンラインでは、これを「情報」という形に置き換えることができます。
具体的には、相手が今抱えているであろう課題に対して、役立つ情報を「向こうから検索する前に届ける」設計です。
私が実践しているのは、ChatGPTを使って「相手の業種別・悩み別のミニ解説コンテンツ」を毎週量産することです。たとえば、つながっているコネクションが飲食業の経営者なら、「熱中症対策と従業員のコンディション管理」のような今の季節に刺さる情報を、LinkedInのメッセージやメルマガで先送りする。
これはAI集客の自動化の一形態でもあります。
- ステップ1:ChatGPTに「〇〇業界の経営者が今月困っていることトップ5を教えて」と聞く
- ステップ2:その中から自分の専門知識と重なるテーマを選ぶ
- ステップ3:300〜500字の「使える情報」としてまとめ、つながりのある人に個別送信する
「売り込み」ではなく「情報ギフト」として届けるのがポイントです。BNIで紹介状を渡す感覚に近い。受け取った相手は「この人、私のことを考えてくれているな」と感じます。

私がWAKUTUBEで1000日連続ライブ配信をしていた時期も、まさにこの発想でした。毎日ライブをするたびに、視聴者から「昨日の話、取引先に送りました」「参考になったとお礼を言われました」という声をいただいた。コンテンツが「紹介の道具」になっていたわけです。
AI集客ツールを使えば、このリファラルコンテンツの量産と配信スケジューリングを大幅に効率化できます。重要なのは「量産して終わり」ではなく、「誰に届けるか」の設計です。ここが人間の仕事です。
工夫②:BNIオンラインミーティングの「前後15分」を徹底設計する

BNIオンラインミーティングに参加している方に聞きたいのですが、ミーティングの「前後15分」を活用できていますか?
リアルのBNIでは、会場に着いてから始まるまでの雑談、終わった後の駐車場での立ち話。これが実はリファラルの温床でした。「そういえば先週の話なんだけど……」という会話から紹介が生まれる。あの時間が、オンラインでは「ルーム入室→開始→退室」で終わってしまっています。
これは機会損失です。
私が提案するのは、「オンラインミーティングの前後に、1対1の5分ブレイクアウトを意図的に設計する」こと。
- ミーティング開始15分前に早めに入室し、早く来たメンバーと雑談の時間をとる
- 終了後、「今日の発表で気になったこと、一つだけ聞いていいですか?」と個別チャットを送る
- 週に1人、ミーティングとは別の「1対1オンライン面談」をカレンダーに入れる

BNIには「1対1ミーティング(ワンツーワン)」という文化があります。これをオンラインで継続している人は、実はそれほど多くない。ここに差が生まれます。
実は、私が札幌でBGF(ビジネスギフトフォーラム)を立ち上げたときも、この「前後の設計」を徹底しました。BGFはリアルのイベントでしたが、「イベント本体」よりも「イベントの前後につくる小さな対話の場」のほうが、長期的なつながりを生んでいた。オンラインでも同じ原則が働きます。
「BNIオンラインミーティングに参加するだけ」では、Givers Gainは機能しません。前後の余白を意図的に作ること。これが2つ目の工夫です。
工夫③:AI集客の自動化で「与え続ける仕組み」を夜中も動かす

Givers Gainで最も難しいのは「継続」です。
BNIのリアルミーティングが機能するのは、「毎週必ず顔を出す」という物理的な強制力があるから。でもオンラインには強制力がない。忙しい週はつい「まあいいか」になってしまう。
ここでAI集客の自動化が威力を発揮します。
「与え続ける仕組み」を自分が動かなくても回るように設計しておく。具体的には以下の3層構造です。
- 第1層(日次):SNS投稿の自動スケジューリング。ChatGPTで作成したコンテンツをBuffer等で予約投稿。寝ていてもLinkedInに「与えるコンテンツ」が届き続ける
- 第2層(週次):メルマガの半自動化。読者の業種・関心に合わせたセグメント配信をAIで文案作成し、週1回定期送信。BNIのリファラルレターをメールで再現するイメージ
- 第3層(随時):リファラルAIの活用。「この人にはこの人を紹介できる」という気づきをAIに手伝わせる。ChatGPTに「私のクライアントリストと、今週出会った人の特徴を入力するので、紹介できる組み合わせを提案して」と指示する

第3層の「リファラルAI」は特に強力です。人間の脳は「誰と誰をつなげられるか」という記憶を保持し続けるのが苦手です。でもAIはテキストにさえなっていれば、いくらでも組み合わせを提案してくれる。
私が12,500人を支援してきた経験の中で痛感しているのは、「つながりの価値は、つながっている数ではなく、つなげる回数で決まる」ということです。AI集客の自動化は、この「つなげる回数」を増やすための最強の道具です。
ここで大事なのは、AIはあくまで「道具」だということ。使う人間の「誰に何を届けたいか」という設計力がなければ、ただのスパムになります。Givers Gainの精神──先に与えること──がない状態でAIを使っても、逆効果です。
リアル人脈が豊富な40・50代経営者こそ、AIで最速で伸びる理由

AIが苦手、SNSも弱い。でもリアルのつながりは誰にも負けない。
そういう40・50代の経営者の方に、私はよく言います。「あなたが一番有利です」と。
理由は単純です。AIで集客・自動化をやっている若い世代の多くは、「コンテンツ」は作れても「信頼」がまだ浅い。でも、BNIや倫理法人会で何年もかけて積み上げた信頼のネットワークを持っている方は、そのネットワークにAIという「増幅装置」をつけるだけでいい。
ゼロから信頼を作る必要がない。これは圧倒的なアドバンテージです。

私自身、44歳でリストラされて東京・新橋で皿洗いのアルバイトをしていた時期があります。あの頃に思い知ったのは、「スキルより先に、信頼が資産だ」ということでした。スキルは一晩で陳腐化することがある。でも、人との信頼は簡単には崩れない。
その信頼の上にAIを乗せる。これが、40・50代がAI集客で最速で成果を出せる方程式です。
若い世代は信頼という「根」を育てながらAIを学ばなければいけない。あなたはすでに根がある。あとは枝を伸ばすだけです。
BNIオンラインミーティングで「与える側」になるための具体的な話し方

BNIオンラインミーティングに参加するとき、多くの方が「自分をうまく紹介しなければ」と思いがちです。
でも、Givers Gainの本質から考えると、逆です。
ミーティング中に「自分が何者か」を売り込むのではなく、「他のメンバーの何が素晴らしいか」を言語化して伝える側に回る。これがオンラインで信頼を積み上げる最速の方法です。
- 他のメンバーが発表しているとき、具体的な質問を一つ用意してチャットに送る
- 「先週、〇〇さんの紹介で△△さんと会いました。ありがとうございました」と公開でお礼を言う
- 自己紹介の60秒スピーチで、「今週私が求めているリファラル」ではなく「今週私が提供できること」を先に話す

「求める」より「提供する」を先に話す。これだけで、オンラインミーティング内での印象は大きく変わります。
オンラインは印象が薄まりがちな場です。だからこそ、「あの人はいつも誰かのために何かを言っている」という記憶を作ることが、リファラル集客の基盤になります。
私が実際に使った/読んだもの

ここでは、BNIとGivers Gainの実践に役立った本を正直にお伝えします。
GIVE & TAKE(アダム・グラント著)
先に与えること──Givers Gainの哲学を、学術的なデータで証明してくれた1冊です。「ギバー(与える人)が最終的に最も成功する」という結論は、BNIで体感していたことそのままで、読んだとき思わず膝を打ちました(笑)。
「なんとなく信じていたこと」が「確信に変わる」感覚を味わいたい方に、強くお勧めします。
人を動かす(デール・カーネギー著)
営業の原点です。BNIで何百人もの経営者と出会ってきた中で、「この人は本質をわかっているな」と感じる人の多くが、この本を繰り返し読んでいました。読み返すたびに発見があります。オンライン時代になっても、人を動かす原則は変わっていないと、改めて実感しています。
完訳 7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)
BNIで出会った経営者の多くが「人生を変えた1冊」に挙げる本です。Givers Gainを「仕組み」として実装する前に、まず自分の内側を整える必要がある。その「内側の整え方」が、この本には全部書いてあります。分厚いですが、40・50代の今だからこそ刺さります。
私の実話を、一冊にまとめました ──『つながり力の教科書』

BNIで2万人近くの経営者・先生業の方と会ってきた中で気づいたこと、WAKUTUBE1000日連続ライブで視聴者と対話してきた中で磨いてきたこと──そのすべてを一冊に詰め込んだのが『つながり力の教科書』です。「売り込まずにお願いされる状態をどう作るか」を、実話ベースで解説しています。Givers Gainをオンラインで実践したい方の「最初の一冊」として読んでいただけると嬉しいです(笑)。
もっと深く実装したい方へ ── WOBS で

この記事で紹介した3つの工夫──リファラルコンテンツの量産、BNIオンラインミーティングの前後設計、AI集客の自動化──は、どれも「知っている」だけでは機能しません。
「誰に届けるか」「何を与えるか」「どう継続するか」という設計を、自分のビジネスに合わせて実装する必要があります。
ここだけの話、それを体系的にやれるようにしたのがWOBSの「先義後利営業モジュール」です。
先義後利──利益より先に相手への貢献を置く、という考え方。これをオンライン営業・AI集客・リファラル設計の全体に組み込む6ヶ月の実装プログラムです。
- 「売り込まずにお願いされる状態」を営業設計として体系化
- AIを道具として正しく使う実装演習(ChatGPT・各種AIツールの活用)
- 40・50代特有のマインドブロック(「自分には無理」「売り込みが苦手」)の解除
- リアル人脈をオンラインに拡張する具体的なロードマップ
中盤でも触れましたが、BNIで積み上げた信頼のネットワークは、正しく設計すればオンラインでも確実に機能します。その「正しい設計」を6ヶ月で身体に入れるのがWOBSです。
まずは無料体験セミナーで、どんな内容なのかを確認してみてください。
WOBS(ワクワクオンラインビジネススクール)の無料体験セミナー詳細はこちら
よくある質問
Q. BNIをすでに退会しているのですが、この記事の内容は使えますか?
A. もちろんです。BNIで学んだGivers Gainの精神と、そこで築いた人脈は退会後も残ります。この記事で紹介した3つの工夫は、BNI在籍中でも退会後でも、同じように活用できます。リアルのつながりがあれば、オンラインへの拡張は十分可能です。
Q. AIツールは何を使えばいいですか?まったくの初心者でも大丈夫ですか?
A. 最初はChatGPTだけで十分です。スマホアプリでも使えますし、特別な技術的知識は不要。「〇〇業界の経営者が今困っていることを5つ教えて」と話しかけるだけでコンテンツのネタが出てきます。AI集客ツールは後から足していけばいい。まず「AIと対話する習慣」を作ることが先です。
Q. BNIオンラインミーティングと、通常のZoom会議は何が違うのですか?
A. 構造が違います。BNIオンラインミーティングは「紹介し合う」という明確な目的と進行ルールがあります。自己紹介・リファラルの報告・教育タイム・紹介依頼の60秒スピーチ、という流れが決まっている。この構造があるからこそGivers Gainが機能しやすい。一方、通常のZoom会議はその構造がないため、意図的に「与える設計」を入れる必要があります。
Q. リファラルAIというのは具体的にどんな使い方をするのですか?
A. 一番シンプルな使い方は、「自分が知っているAさんの特徴」と「今週出会ったBさんの課題」をChatGPTに伝えて、「AさんをBさんに紹介すべき理由を考えて」と聞くことです。人間は「つなぐ」ことを後回しにしがちですが、AIに背中を押してもらうと紹介の頻度が上がります。Givers Gainをシステム化する感覚に近いです。
Q. WOBSは受講料120万円とのことですが、どんな方が向いていますか?
A. リアル人脈はあるけれどオンラインとAIが弱い、40〜60代の経営者・先生業の方に特に向いています。「売り込みが苦手」「どうやってオンラインで集客すればいいかわからない」という方が、6ヶ月で「お願いされる状態」を設計できるようになることをゴールにしています。まずは無料体験セミナーで内容を確認してから、判断していただくことをお勧めします。
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まとめ

BNIで学んだGivers Gainは、オンラインでも再現できます。ただし、「場」が自動的に作ってくれたリアルとは違い、自分で設計する必要があります。
3つの工夫をおさらいします。
- 工夫①:AIでリファラルコンテンツを量産し、相手が必要な情報を先に届ける
- 工夫②:BNIオンラインミーティングの前後15分を徹底設計し、1対1の接点を増やす
- 工夫③:AI集客の自動化で「与え続ける仕組み」を夜中も動かす
そして忘れないでほしいのは、AIはあくまで道具だということです。Givers Gainの精神──先に与えること──がある人がAIを使うから威力が出る。道具だけ揃えても、使う人間の設計力がなければ意味がありません。
リアル人脈が豊富な40・50代の経営者こそ、この組み合わせで最も伸びられる立場にいます。ゼロから信頼を作る必要がない。あなたにはすでに「根」がある。
あとは、その根にAIという「水と栄養」を届けるだけです。
一緒に、オンラインでもGivers Gainを実践していきましょう^^
感謝の気持ちを込めて。
※当サイトには一部アフィリエイトリンクを含みます。実際に自分で使っているものだけを紹介しています。

